2012年の8月に電車内で21歳の女性に対して痴漢行為をしたとして逮捕された、
北九州市の職員の判決が無罪となりましたね。結局は痴漢に遭ってしまった女性はどのような行動を
とるべきなのでしょうか?痴漢に遭っても無罪にされてしまったらいやですよね。
痴漢行為の北九州市職員が無罪になった3つのポイント
1. 女性は犯人から離れることができたのに、犯人に近い場所に立ち続けており不自然。
普通、電車などで痴漢に遭った場合、痴漢に遭った場所から離れるのが自然ですよね?
もし、痴漢ではなくても電車の揺れで身体に物が当たったりするのが続くと違和感を感じるし、
普通は距離を保とうと考えるものです。しかし、その場から動かなかったようです。
2. 男性の手から被害者の服の繊維が検出されなかった
痴漢をするということは、少なからず女性の身体に手が接触するはずです。
しかし、手が接触しているのにも関わらず、男性の手から服の繊維が検出されなかったということで
物的証拠がないという判断が裁判所の判断です。
3. 上記2点を含めて女性の話に信用性が無いと判断
今回の事件は、女性が市役所職員を犯人であると断定しているのにも関わらず、物的証拠が無く、
痴漢に遭った時の女性の行動が痴漢に遭った人間としての行動とは思えないと判断されたことです。
要するに、裁判所では話に筋が通ってないと判断されたわけですね。
”痴漢か?”と感じた時に女性が取るべき行動
痴漢被害に遭って、犯人が免罪になる割合は3割と言われています。
それだけ裁判に持ち込んだはいいけれども、相手の罪を法的に認めさせることが難しいという
ことなんでしょうね。しかし、痴漢に遭ったのに相手が反省しないのというのは納得できないですよね。
ですが、結局は自己責任なんです。
逆の立場になって考えてみても、無罪の人間は無罪を主張するしかありませんし、仮に犯人だとしても
犯人であるということを決定づけるものがないと有罪に持ち込むのは難しいようです。
そして、気になる示談金の相場ですが、20万~30万くらいというのが痴漢の相場のようです。
実際に痴漢をしたのにも関わらず、示談金を払ってしまったほうが手っ取り早いという考えの男性も
いるらしく、弁護士費用が払えなさそうなことをいいことに強気の人間もいるようです。
周りに痴漢されているということを知ってもらうというのが重要なポイントかもしれません。
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