「風邪をひいたときはこれを食べるんだよ!」と、昔に母親に言われて信じて風邪をひいた時に
よく食べていたという食べ物ってあると思います。しかし、実は医学的に風邪に効くということが
証明されていない食べ物ってあったんです。
今回は、そんな実は風邪に効くと言われていた食べ物が、大して効果がないという食べ物を
まとめてみましたので、チェックしてみてください。
ビタミンCが風邪に効くというのは真っ赤な嘘?
「風邪をひいたらとにかくビタミンcを取ればいいんだよ!」なんて、小さい頃に言われたりしませんでしたか?
実は、このビタミンcは風邪を治す効果があるというよりも、風邪をひきにくい体質を作るというものなんです。
ビタミンCは身体の新陳代謝を上げる為に欠かせない栄養素なのですが、風邪を引いてから摂取するのではなく、
普段からしっかりと摂取するべき栄養素ということを理解しておきましょう。
ですから、風邪を引いて寝込んでいる子供に、「ビタミンcが多いからちゃんと食べるんだよ!」と言って、
みかんやパセリやブロッコリーなどの緑黄色野菜などをふんだんに使った料理をゴリ押しするのではなく、
普段から食べてもらえるような料理の工夫をすることが、風邪をひきにくい身体にすることができます。
一時期騒動にもなったヨーグルトが効果アリという件
これは2012年1月に明治がヨーグルト「R-1」シリーズが店頭から消えたという件です。
実は今でもヨーグルトはインフルエンザに効くと思っている人もいるらしく、風邪をひいたらコンビニで
大量買いするなんてこともあるようです。
ですが、実際のところはヨーグルトに入っている成分がインフルエンザに効くという医学的根拠が無い為、
当時大きな問題になって、インターネット上の掲示板が炎上したということが起きました。
にんにくは臭いほうが風邪に効くという件
先人たちの教えだと、「にんにくはあの匂いが身体にいいんだよ!」なんて言葉がありますが、
実は大きな間違いで、匂いは身体に与える効果は全く関係ないということが1936年に日本の
小湊(こみなと)博士が、発見しました。
にんにくに入っている、スコルジニンという成分が、体内に入った栄養物を完全に燃焼させて
エネルギーにするという効果を秘めているため、にんにくを摂取することによって、体内に入った
食べ物を無駄なく消費するという作用が働きます。
ですので、熱を加えすぎて匂いがなくなってしまったら効果が薄くなってしまうということは
一切ありませんので、にんにくの匂いに対して今まで我慢していた人は、是非しっかりと加熱して
匂いを消して料理をしていただいても大丈夫です^^
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