日本シリーズ2013年を勝ち抜き、見事優勝した楽天イーグルスの勝利を喜ぶ一方、「楽天市場」では不穏な動きがありました。
楽天で出品されていた商品の内、1000点もの商品に不当表示が発覚しており、景品表示法違反の疑いが出てきました。
これによる楽天の代表取締役会長兼社長の三木谷浩史さんの処分はどうなるのでしょうか。
三木谷浩史「店舗が勝手にやったこと・・・」
問題になっていることとして、楽天セールのとんでもない
不当表示問題ですが、例をあげると中々えげつないのが
出てきますね。
iPhoneが定価42万円だったとか、シュークリーム10個で
12000円だとか、スルメイカが17000円とか、定価をとんでもなく
高く見せてから大幅に割り引いた感を見せるセールが目立ちました。
この不当表記問題に対して楽天の高橋理人常務執行役員は
「審査を受けていないため、確認できなかった。
今回発覚してひどいことをやる方がいると驚いた」
と言っており、また三木谷浩史会長兼社長は
「正式なセールは厳正な審査をしたが、
勝手なセールをした店舗があり、調査している」
という発言をしています。
これに対してのネット上の声
テナントの表示問題で謝罪するところもあれば….。
確かに、チェックするのは難しいでしょうが、それを言っちゃおしまい…。
やはり、利益追求第一の方、品格が….。
たとえそれが本当でも、楽天グループの責任者としては、
「店舗に代わってお詫びする」姿勢が必要かと。
看板に泥を塗られた被害者面はグループ内ですればよいのであって
消費者達に対して見せるものではないような。
「私の監督不行き届きでした」 「いえ、社長は悪くない。調べた結果、店舗が勝手にやったんです」というくさい芝居でもやってくれれば、日本人は納得したかもしれませんが。某ホテルの誤表示事件と同様に”自分に責任はないこと”と言い切ってしまうのは、欧米流の経営者のやり方とは言いながら、心情的に信用していいかと疑問になってしまいます。
ソフトバンクのネット市場の追い上げも厳しいといわれる今、対応を誤ったという感は否めません
今回の件で実害があったのであれば、店舗・楽天は誠実に謝罪し、信頼を回復しなければならない。実害がなかったのなら、今後、店舗・楽天はこのようなキャンペーンの運営規定と規定違反時の処分を明確化し、また再発しない事をユーザーに向けてアピールしなければならない。
ネット販売のトラブルは、売るほうも、買うほうも、リテラシーの低さが原因であることが非常に多いが、いわゆる「一般の人」も正規のお客さんであるわけであるから、むげにはできないが、そこらへんの購買者側責任も含めて、「もうこんなことするなよ」で終わる件でしょう。
”不当表示...店舗が勝手に...”なんて言い訳は通用しない。楽天は店舗から出店料や売上から一定の歩合を収益源としている。要するにコンビニのフランチャイズ本部と同じだ。コンビニFC店舗の不祥事で本部が責任を逃れられないのと同様、楽天本部の責任逃れは許されない。
三木谷氏は薬のネット販売で薬害被害が出ても、同じ言い訳をするんだろう。
引用元:ハフィントンポスト
確かに、ユーザーの目線で物事を考えたら、誰に聞いても
「楽天の中にある○○という店で買った。」とは言わず、
「楽天で買った。」という人がほとんどのはずです。
しかし、社長の三木谷浩史はどこかなんか他人事。
しまいには「騙されたのは調べずに買うほうがおかしい」と
言ってきそうな勢いです。
楽天社長の三木谷浩史に責任は無いの?
楽天では提携店舗がセールを行う際には事前に審査を行うようです。
その際に店舗は楽天側に対して事前に申請をしなければ
ならないのですが、申請することなく不法表記をしました。
要するに、楽天側から言わせれば”不正セール”だったと
認めているのと一緒なわけです。
景品表示法違反の疑いが出てきました。
それなのにもかかわらず、三木谷浩史社長の態度は
どこか他人事。というか、楽天に責任はないようないいっぷり。
実際に被害に会ったユーザーが出てきても楽天側は
このような言い分を貫き通し、該当店舗だけの責任として、
「また、利用してくださいね。」と言うのでしょうか。
責任が無いわけがありません。
ではなぜ、三木谷浩史社長は余裕ぶってるの?
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「景品表示法違反に該当したとしても、消費者庁から
業務改善命令が出てこれから審査を徹底する仕組み作りを
しますといった行動を行えば大丈夫だろ。」
こんな会話が社内で飛び変わっていることが予想できますね。
半月後に調査結果を報告する楽天ですが、一体どんな
報告を行うのでしょうか。
医薬品ネット販売は大丈夫なのか?
確かに医薬品は大量摂取することによって副作用として
危険な成分を含んだ薬もあります。
なので、インターネットを利用して気軽に購入できる点は、
薬物乱用につながる恐れもあるため危険のように見えます。
しかし、これにはインターネット販売を行う業者は最善の注意を
取りながら営業活動を行っているようですね。
ケンコーコムという医薬品通販会社は、1月から解禁された
医薬品のネット販売に対して10ヶ月で75万個の注文を受け、
副作用の報告は1件もない状況のようです。
まあ、結局は対面販売でもネット販売でもこういう問題は
購入者の自己責任が絡んでくる要素もあるため、自分自身で
しっかりと薬の成分などを調べていく必要がありますね。
楽天社長の三木谷浩史の年収・総資産は?
野球の球団を持つくらい巨大な会社の社長であるならば、
当然その年収もとんでもない金額をもらっていると思えますが
実は意外な結果でした。
2013年7月26日号の週刊朝日で、「『社長の給料』実名ランキング」
というものがあったのですが、実名で出てきた人数は97人。
その97位の人の年収が1億5600万円となっており、
そこに三木谷浩史社長の名前は載っておりませんでした。
三木谷浩史社長は「日本の社長の給料は安すぎる」と
言っているように、本当に少ないのでしょうか?
ちなみに総資産の額は半端じゃなく、2013年のフォーブスの
発表によると三木谷浩史社長の総資産は6208億円あると
報告されています。
さすが、株式の力はとんでもない額を生み出していますね。
しかし、利益追求型と言われる三木谷浩史社長。
利益のためなら平気で会社を手放すような人でしょうか・・・
今後の動きが気になるところです。
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