冬が終わり、春になる季節になってくると節分にバレンタインに結婚式のお呼ばれなど色々と
忙しくなってくるものです。しかし、そういった楽しい行事ばかりではなく、怖いのは季節の病気。
特に女性が気をつけたい病気の一つとして、流行性耳下腺炎があります。
流行性耳下腺炎はいわゆる”おたふくかぜ”と呼ばれているもので、高熱などに悩まされるアレです。
子供の頃にかかったことがない方は、成人になってからかかるとかなり厄介です。
今回は、そんな流行性耳下腺炎に成人女性がかかった場合についてまとめてみました。
流行性耳下腺炎がもたらす症状
よく小さい頃に、「おたふく風邪は小さい頃にかかっておいたほうがいい」なんて言葉を聞いたことが
ないでしょうか?これは、おたふく風邪が小さい頃にかかっておくことによって、体内に免疫が出来て、
成人してから発病することがなくなるということから言われています。
では、小さい頃に流行性耳下腺炎(おたふく風邪)にかかったことがない方は成人してから発病してしまった
場合、具体的にどのような症状に悩まされるのかというと、幼少期にかかるおたふく風邪と比にならない程の
苦痛を感じます。これは、身体が大人になるにつれて、ウィルスに激しく抵抗する働きがあるからです。
■ 具体的な症状
・顔がパンパンに腫れる
・口が開かなくものが噛めない
・高熱を引き起こす
・歯から耳まで一日中痛い
・顔が破裂しそうなほど腫れて痛い
などなど、”痛いし、顔がビッグだし”という女子にとってはとんでもない症状を引き起こします。
流行性耳下腺炎の感染について
流行性耳下腺炎がかかりやすい時期というのは冬から春にかけての季節になります。
ですから、1月~3月は特に要注意しておきたい季節なわけです。
また、成人女性が気をつけておきたいポイントとしては、小さな子を抱えている若ママです。
小さい子が例えばおたふく風邪にかかってしまった場合、あなたが幼少期におたふく風邪にかかった経験が
なければ、自分の子供から感染してしまうというケースが一番危険です。
どんなに可愛い我が子であっても、母親がダウンしてしまえば子供が可愛そうです。
また、成人女性が気をつけなければならないのは”シェーグレン症候群”についての診断を受けることです。
特に、・口の乾燥、・目の乾燥(ドライアイ)、・鼻が乾く、・肌が乾くというような症状があると要チェックです。
流行性耳下腺炎の治療、予防について
現段階で基本的に流行性耳下腺炎に対する特効薬が無いということを踏まえると、治療というよりも
予防するという行動が一番自分にとって流行性耳下腺炎に悩まされるリスクを減らす行為だと思います。
ではその具体的な予防法というのは、病院へ行って”予防接種”を受けるという方法です。
予防接種を受けてから流行性耳下腺炎にかかった患者と、予防接種を受けないで流行性耳下腺炎に
かかる患者の感想を見る限りだと、予防接種を受けたほうが苦痛が少ないようです。
治療方法となると、基本的には抗生物質を取り入れることによる”鎮痛効果”で苦痛を和らげる方法が
病院に行って勧められるオーソドックスな流れのようです。
何事も病気は予防が大事ということですね。
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